映画放送趣味の部屋 ~ 女性映画
ハリウッド黄金期に、映画のワードに考察を加えると、男性より多い女性客と、スタジオが擁するスター女優の機嫌をとる為に製作された女性が主人公の映画。ハリウッドの各スタジオは、ベティ・デイヴィスやイングリッド・バーグマン、映画のワードであれば、ジョン・クロフォードと いった女性の観客に人気のあるスタジオ専属のター女優達を主演に迎えて、強い意思を持ち、男性と対等の立場にある自立した女性を主人公にした『黒蘭の女』 (38)、『ガス燈』(44)、『ミルドレッド・ピアース』(45)といった女性向けの映画を量産する。68年のレーティングの緩和は女性映画の形を変 え、『ジュリア』(77)のような女性の友情を扱った映画など、今までタブー視された映画が続々と制作される。女性映画のエッセンスは後年の『愛と追憶の 日々』(83) や『テルマとルイーズ』(91)に引き継がれる。