映画放送趣味の部屋 ~ リパブリック
ハリウッド黄金期に低予算のBムービーや連続活劇を中心に製作した映画スタジオ。煙草の相場で財をなしたハーバート・J・イェーツは 1932年にフィルム現像所コンソリディーテッド・フィルム・インダストリーズを買収。その後も幾つかの会社を買収して合併させ、35年にはマスコット、 モノグラム、リバティの3社を合併させてリパブリック社を設立した。ジョン・ウェイン主演のウェスタンや戦争映画、ジーン・オートリーやロイ・ロジャース主演の歌うカウボーイが主人公のウェスタン、そして『ロケットマン』や『ローンレンジャー』などの連続活劇を数多く製作。しかし、1948年の独占禁止法の制定によってBムービーの供給先を次第に失ってゆき、50年代に入るとテレビに対抗するためにジョン・フォード監督を招いて『リオ・グランテの砦』(50)や『静かなる男』(52)などの質の高い娯楽作を送り出したものの、悪化する経営に歯止めがかからず、1959年にスタジオはアメリカのテレビ局CBSに売却されて、同ネットワークのテレビ用撮影所となった。