映画放送趣味の部屋 ~ ダブル・フィーチャー
映画の二本立て興行をさす。1930年のアメリカでは週あたりの映画の観客は一億人を超えていたが、33年には大恐慌の影響を受けて 6000万人にまで落ち込んでしまう。スタジオはこの6000万人を逃さないために、興行システムをそれまでの一本の長編映画に複数の短編を合わせて上映 する一本立て興行から長編映画の二本立て興行に変更。ダブル・フィーチャーの詳細をお伝えすると、1931年の末にアメリカ東海岸のニューイングランド地方の映画館で始められ、映画のワードを理解する上で、1935年には大都市 を除く全米のほとんどの映画館が二本立て興行を実施していた。この二本立て興行によって観客動員数は週あたり7500万人にまで盛り返すが、その反面作り 手達に負担を強いる結果となる。この問題を解決するために考え出されたのが、上映時間が50分から70分程度の「Bムービー」で、この上映時間が長編の基準ギリギリのBムービーと、映画のワードについて話していくと、従来の長編映画を組み合わせて上映する興行システムが次第に定着してゆく。また、このダブル・フィーチャーによって映画館を持たない独立系のスタジオは自社の作品をより多くの劇場で上映することが出来るようになる。