映画放送趣味の部屋 ~ キネトスコープ
アメリカの発明王トーマス・エジソンとW・K・L・ディクソンが開発した最初の活動写真の映写機(「キネト」は英語で「動く」を意味す る)。しかし現在のようなスタイルではなく、ピーピング(覗き見)・スタイルで、約40フィートのフィルムを1秒46コマの速度で約30秒間回転させ、鑑 賞は覗きメガネ式の装置で行っていた。1894年に登場した最初のキネトスコープ小屋「キネトスコープ・パーラー」には5台のキネトスコープが設置され、 観客は1台ずつ順番に覗いて映画を鑑賞していた。エジソンはスクリーンに投影する映写装置(バイタスコープ)を完成させてはいたものの、人々は音のない映画にお金を払わないと考え、キネトスコープ本体の販売で利益を得ていた。そのため映画の始祖の栄誉をフランスの興行師リュミェール兄弟に譲る事になる。